25日の中山競馬場で中舘英二騎手の引退式

3月1日付で調教師に転身する中舘英二騎手の引退式が、25日午後4時30分頃から中山競馬場のウイナーズサークルで行われることになった。
ファンから中舘騎手へのメッセージを当日午前9時から午後3時まで、同競馬場地下1階のベンジャミンプラザ特設コーナーで受け付ける。

オルフェ&カナロア初産駒が15日に誕生

2011年の3冠馬でGI6勝したオルフェーヴル(7歳)と、12&13年香港スプリント連覇など同じくGI6勝のロードカナロア(7歳)の初の二世が15日、北海道安平町のノーザンファームで誕生した。

オルフェーヴル産駒は、母アドマイヤカンナ(12歳、父ブライアンズタイム)の鹿毛の牝馬。
体重は55キロで、予定より3日早い15日の午後9時35分に産声を上げた。
「胴回りがしっかりしています。飛節などの作りもしっかりしています」と同ファーム事務局の中尾義信氏。

一方、ロードカナロア産駒は午後11時に生まれた。
08年クイーンC3着ラルゲット(10歳、父ファルブラヴ)を母に持つ鹿毛の牡馬で体重は60キロ。
「脚が長く、体高もあります。オルフェもカナロアも母のいいところを引き出した子が生まれました。今後が楽しみです」と同氏は話した。

昨年、種牡馬入りしたオルフェは244頭、カナロアは250頭と交配。
その初年度産駒は17年夏以降にデビューする。

≪オルフェーヴルを管理した池江泰寿調教師≫
「もう父親になったなんて、時間がたつのは早いと感じるよね。ぜひ産駒を手掛けて、凱旋門賞を目標に掲げていきたい」

≪ロードカナロアを管理した安田隆行調教師≫
「16日に牧場から連絡がありました。これからどんどんいい子を出してほしい。GIホースも出てくれればいいですね」

海外レース馬券購入可能に//政府が競馬法改正案を提出へ

政府は12日、国内の競走馬が出走する海外競馬の馬券をJRAなどが国内で発売できるようにする方針を固めた。
凱旋門賞やドバイワールドカップなどの大レースが念頭にある。
日本馬が海外で活躍するケースが増えているため、馬券の売り上げを原資に畜産振興を強化する狙いがある。
26日召集予定の通常国会に競馬法改正案を提出する。

現行制度では、JRAは海外レースの馬券を販売することができない。
競馬法を改正することで、農林水産相が国内の競走馬の実績などを基準に指定したレースの馬券を、JRAや地方競馬の主催者が、海外の主催者に代わって発売することができるようにする。

競馬ファンらは、海外のレースでも競馬場や場外馬券売り場、インターネットなどで馬券を買えるようになり、JRAは海外の主催者からレースの映像の提供を受けることになる。

政府が法改正に動き出した背景にあるのは、近年の日本馬の活躍だ。
昨年はドバイでジェンティルドンナとジャスタウェイが優勝。
凱旋門賞では2012年と13年に3冠馬のオルフェーヴルが出走し、2着になるなど話題を集めた。

JRAは売り上げを原資に、東日本大震災被災地の畜産復興支援などの公益事業を行っている。
現行制度では日本馬が海外レースに出ても馬券を販売できず、畜産振興につながらないことが問題視されていた。
このことは、海外競走への有力馬の出走を推進しづらい状況につなかっていた。

自民党競馬推進議員連盟の橋本聖子会長は昨年12月、東京都内で競馬のイベントに参加し「海外で活躍する日本馬の馬券を買えるよう整備を進めたい」と語っている。
競馬法改正案は参院先議となりそうだが、通常国会では安全保障法制の整備など重要法案があるため、成立にこぎつけられるかは不透明だ。

ハープスター、エピファネイア、ロゴタイプの近況

ハープスター帰厩

昨年の最優秀3歳牝馬でジャパンC5着後、放牧に出ていたハープスターが10日、滋賀県のノーザンファームしがらきから栗東トレセンに帰厩した。
今後は京都記念から始動し、ドバイ国際競走を目指す。
レースはシーマクラシック、デューティフリーを視野に入れている。

エピファネイアはドバイ直行

今春、ドバイ遠征を予定しているエピファネイアは、ステップレースを使わずに本番に直行する。
角居調教師は「前走後も順調です。前哨戦は使わず、直行することになると思う」と話した。ドバイワールドC、デューティフリー、シーマクラシックの3競走に登録する予定で、現在は福島県のノーザンファーム天栄でリフレッシュ放牧中。

ロゴタイプに豪州遠征プラン浮上

二昨年の皐月賞馬で中山金杯2着のロゴタイプに、豪州遠征のプランが持ち上がった。
吉田照哉オーナーが8日明らかにしたむので、目標のレースはクイーンエリザベスS。
次走は引き続きC・デムーロ騎手とのコンビで、ダート初挑戦となる根岸Sに向かうが、「あくまでも可能性を試してみるということで、方向性をダートに替えるわけではない」と吉田オーナー。
根岸Sで好結果が出なければ、フェブラリーSには参戦せず、中山記念に出走。
その後の選択肢として、豪州遠征が用意された。

中山金杯の売り上げを除き15年の開幕は東西とも低調

2015年の中央競馬初日の4日は、東西とも昨年に比べ低調に終わった。
中山競馬場の入場人員は4万7079人で前年比85.6%、総売り上げは148億9085万5200円で99.4%。
中山金杯の売り上げは67億1480万4900円で106.9%とアップだった。
京都競馬場の入場人員は4万8852人で87.0%、総売り上げは167億4836万7400円で94.9%。
京都金杯の売り上げは70億9302万300円で96.2%だった。

昨年12月28日の有馬記念からわずか1週間だったことが影響したとみられる。

ヴィルシーナ、サンカルロ、フォーエバーマーク引退

ヴィルシーナ引退、繁殖入り

2013&14年のGIヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナが、12月28日付で競走馬登録を抹消された。
JRA通算21戦5勝。
重賞は前記GI2勝を含む3勝。
獲得賞金は4億6079万5000円。
同日の有馬記念14着がラストランとなった。
今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬になる。

サンカルロ引退、種牡馬に

2011&12年のGII阪神Cを連覇したサンカルロが、4日付で競走馬登録を抹消された。
JRA通算49戦6勝。重賞は09年GIIニュージーランドトロフィー、11年GIII阪急杯を含めて4勝。
獲得賞金は4億9621万5000円。
昨年12月27日の阪神C13着がラストランとなった。
今後は、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬になる。

フォーエバーマーク繁殖入り

2013年のGIIIキーンランドCを勝ったフォーエバーマークが、4日付で競走馬登録を抹消された。
JRA通算29戦6勝、重賞1勝、獲得賞金は1億6952万6000円。
昨年12月27日の阪神C12着がラストランとなった。
今後は北海道日高町のメイプルファームで繁殖馬になる。

中京リーディングの座に福永祐一騎手が輝く

今年の中京競馬が21日、終了した。
リーディングジョッキーは19勝を挙げた福永祐一騎手で、同トレーナーは2着の差(8勝2着9回)で安田隆行調教師となった。

≪福永祐一騎手のコメント≫
「2年連続で中京リーディングを取ることができてうれしく思います。中京で騎乗することはそれほど多くはありませんが、いいイメージを持っています」

マイネルラクリマ香港で骨折

14日の香港カップに出走するため、香港に遠征中のマイネルラクリマが、9日調教中に左前第1指骨を骨折した。
このまま現地で手術を行う予定。

ラクリマは7日に香港に到着。
9日の朝、オールウエザーコースで調教しているときバランスを崩したもよう。
すぐに診療所で検査した結果、骨折が判明した。
全治は不明で、術後の経過を見て今後のことは決められる。

新馬戦勝ち馬から尿検査でカフェイン検出

JRAは10日、7日の中山競馬6R新馬戦で1着となったピンクブーケから禁止薬物のカフェインが検出されたと発表した。
レース後の尿検査の結果、判明した。現在は中山競馬場の所轄である干葉県警船橋警察署に調査を依頼している。

JRA施設内での禁止薬物検出は1993年の小倉競馬場でファーストサクセス(1位入線)からフェニルピラゾロン誘導体(鎮痛、消炎剤)が検出されて以来、21年ぶりのこと。
海外では2006年の凱旋門賞に出走したディープインパクトからレース後にイプラトロピウム(気管支収縮抑制作用がある)が検出され、3位入線していたが失格となった。

JRAの福井紳弥理事は「これまで築き上げてきた公正確保の信頼を失墜しかねない事案で、大変申し訳なく思っています。警察に全面的に協力して解明と再発防止に努めたい」と話した。

今回の薬物検出でピンクブーケは失格となり、1着賞金700万円は没収。
2着のマイネルサージュ以下が繰り上がり、改めて賞金が分配される。
馬は10日から16日まで出走停止。
レースが確定しているため、払戻金に変更はない。

JRAは開催前日の12日、公正確保の点から美浦・栗東の両トレセンで全頭調査を行い、調査の結果、使用は限定的で開催中止は避けられた。
同日の夕方になって、カフェインはサプリメント(栄養補助食品)に混入していたことが判明。
問題のサプリは関節の健康を維持するむので、美浦トレセン内の薬局でも販売されていた。
サプリや薬剤は禁止薬物が入っているものもあり、その場合はレース10日前までに使用を停止するように指定されるが、このサプリにはなかったという。
総動員で東西の各厩舎に連絡を取り、このサプリの使用の有無を確認。
問題のサプリメントはすべての商品にカフェインが混入していたわけではなく、一部の製造番号のもののみだったことが判明。
そのため多くは出回っていなかったようだ。

▼禁止薬物
競走馬の能力を一時的に高め、あるいは減退させる薬品の使用は競馬法で禁止されている。
中央競馬ではカフェインをはじめ96種類。
その中には病気の治療などで不可欠なものもあるが、体内での残留期間が考慮され、レース前の一定期間、使用禁止となる。

▼薬物検査
原則として1~3着馬と、裁決委員が特に指定した馬(人気で凡走した馬など)が対象で、採取された尿(場合によっては血液)を公益財団法人理化学研究所(宇都宮市)が分析する。
サプリメントについても、理化学研究所の検査をパスしたもののみ、使用が許可されている。

ゴールドシップ初時計

凱旋門賞14着のゴールドシップが4日、栗東トレセンで、国内復帰戦となる有馬記念に向けて、11月28日の帰厩以来初となる時計を出した。

坂路で一杯に追われるアグリッパーバイオ(1000万下)に馬なりでクビ差先着し、4ハロン53秒8-12秒9をマークした。
「軽い感じで上がってきた。まだスイッチは入れていないけど、具合は良さそうだね」と須貝調教師は話した。